秋の訪れ

いつもあったなぁというもの

アルバイトへ自転車通勤をしているが、先日息苦しくてマスクを下にずらすと、金木犀の匂いをほのかに感じた。

そうだ、この時期はそういうのがあるんだった、と思った。

金木犀の匂いを嗅ぐ行為なくして秋の訪れを認め難きに候。二〇二〇の秋が参る。

(と言ってる間に、冬の忍び寄りを感じる…)

 

 

 

アパレル店員さんとの思い出で今日を終わりたかった

 今年挑戦したいと思っていた、ニットベストを買った。

 

お店でなんとも惹きつけられたから。

そして、店員のお姉さんがめちゃきさくに話してくれたから、も、ちょっとある。

え?友達でしたっけ?くらいの感じで、私が緑色が好きなことについてめちゃめちゃ聞いてくれた。

 

これは接客、しかし楽しい時間を頂いたのも事実…。

 

よき日であった~と思っていたら、通りすがりのおじさんに「なんだコラ?あ?」と言われた気がして、一応振り返って確認した。こっちをめっちゃ睨んでいた。

わたし、ただ歩いてただけだと思うんですが…。なんなんだ!

 

 

「知らないことなら 教えたらいいだけなのにね」

Twitterで見つけた@nokonokomekoさんの投稿、7歳の子の言葉。

わざとしたんなら怒った方がいいけど、

知らなくてやっちゃったんなら、すべきは”怒る”より、”なぜしたらだめかを教える”ことだ、と。

ほんとうにそうだねってこの子に答えるように思った。

相手を非難する言葉は不必要なことが多いし、教えや励まし以上の嗜めになっていないか、自分の感情の発散が伴ってしまっていないか、気をつけていたい。

 

 

 恥はかき捨て!

大人しそうな感じのパートさんが、昨今のような状況になる前は、よく思い立って一人旅に出かけていたらしい。

そして、地元の居酒屋さんで地元の食材を食べる、と。

 

ぅえ、めっちゃかっこいい…!!!

 

地元の人とか食材とかにふれるため地元のお店に入っていきたいが、結局チェーン店で済ませてしまう私にとって、憧れの行為だ。

なぜ旅の恥をかき捨てられないのか。

 

ところで、「旅の恥はかき捨て」はいい言葉だなぁと思う。

 この言葉が必要な時の ”恥” は、大体 ”よい恥” だと思う。勇気を出すこと、機会をつかむこと、成長すること、そういったよいことがもたらされる類の恥。

こういったことは旅だけでなく、きっと日常にもたくさんある。

そんな時、「恥はかき捨て!」の掛け言葉でいきたい。